家づくり

 簑原工務店では、永い年月をかけて日本の大工たちが築き上げてきた「伝統構法」の木の家づくりを主に手掛けています。
それは、日本の風土にあった建て方であり、自然に対抗するのではなく自然と共生する建て方です。
大工の手刻みによる、柱と梁全体で持たせる粘りのある総持ちの構造です。地震にも強い。というより受け流します。大きな材料で組む木組みはまさに見せる構造美です。
残念ながら、現在の木造住宅に関する建築基準法は戦後の大量生産用になっており、大工の技量による伝統構法は建て難くなっています。そして、知識と経験、技を必要とする伝統構法を建てることのできる大工は少なくなっています。
そのような伝統構法の家で本物の木の優しさ、温もり、気持ち良さ、空間のよさを感じてください。人工的に作られたものではなく、自然の理にかなったスタイルの心地よさを感じてください。
大工が心を込めて手づくりの木の家をつくっています。